慢性便秘症
過敏性腸症候群
機能性胃腸症

Dr.水上の今日から始める簡単腸活

解説していただくのは、水上 健 先生(独立行政法人 国立病院機構 久里浜医療センター 内視鏡部長)です。

便秘の原因は様々ですが、「ねじれ腸」や「落下腸」といわれる腸の形や、ストレスなどが原因になることも...。
よくある【便秘】は実に奥が深い病気です。つい、「どっさり」や「たっぷり」といった言葉に飛びついてしまいがちですが、正しい理解と、生活習慣の改善が快便への第一歩です。
小さなことをコツコツと。
便秘に関する意外な事実や、すきま時間にお家でできる簡単な運動、リラックス法などの【快便習慣】を、便秘症治療のエキスパートである水上先生が解説します。

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この記事の監修は・・・

水上 健(みずかみ たけし) 先生

独立行政法人 国立病院機構 久里浜医療センター 内視鏡部長


略 歴

1990年:慶應義塾大学医学部卒業・内科学教室入局

1994年:慶應義塾大学消化器内科入局

1996年:水戸赤十字病院内科 第一内科副部長

2007年:横浜市立市民病院 内視鏡センター長

2011年:国立病院機構久里浜医療センター 内視鏡部長(現職)

2011年:Heidelberg University Salem Medical Center, Visiting Professor

2018年:慶應義塾大学消化器内科便秘外来開設(非常勤)

日本消化器病学会慢性便秘症診療ガイドライン作成委員(2017年)


資 格

日本内科学会認定総合専門医

日本消化器病学会専門医

日本大腸検査学会評議員

日本消化器内視鏡学会指導医、専門医、学術評議委員

ESPGHAN(欧州小児消化器病学会) 正会員


仕事のテーマ

①大腸内視鏡検査法「浸水法」の開発と教育 (2007年 アメリカ・2011年 ドイツで招待講演)

②画像を用いた過敏性腸症候群と便秘の診断と治療

③乳幼児から高齢者までの移行期医療 (過敏性腸症候群・便秘)


主要な論文

・水上 健 , 杉本 真也 : 浸水法を用いた大腸内視鏡検査の開発と応用 日本消化器内視鏡学会雑誌 2023; 65(1):19-28.

・Mizukami T, Yokoyama A, Imaeda H et al. Collapse-submergence method: simple colonoscopic technique combining water infusion with complete air removal from the rectosigmoid colon. Dig Endosc 2007; 19(1): 43-48.

・水上 健 : 慢性便秘症の治療―腹部X線を用いて― 日本消化器病学会雑誌 2023; 120(3):239-249.

・Mizukami T, Sugimoto S, Masaoka T et.al. Colonic dysmotility and morphological abnormality frequently detected in Japanese patients with irritable bowel syndrome. Intestinal Research 2017; 15(2): 236-243.


著 書

・慢性便秘症を治す本 (2018年 法研)

・IBS(過敏性腸症候群)を治す本 (2018年 法研)


メディア

フロンティアドクター、ヒポクラテスの誓い、ガッテン、たけしの家庭の医学、世界一受けたい授業、はなまるマーケット、トリセツショーなど