日々感じている症状をチェックしましょう
IBSは、現代社会のストレス増加によって患者数が増加している病気の一つで、
主にストレスが原因となって、下痢や便秘を繰り返します。
この病気の特徴として、便の異常(下痢や便秘)の他に腹部症状(腹痛や腹部膨満感)がおこること、
排便後は症状が軽くなることが挙げられます。
下記【おなかの症状】のうち、3つ以上思いあたる症状がある方はIBSの可能性があります。
また、ストレスが原因であるため、【おなか以外の症状】がある場合も少なくありません。
おなかの症状
- □ 何週間も下痢や便秘が続いている
- □ よく腹痛や腹部膨満感に悩まされている
- □ 排便すると腹痛がやわらぐ
- □ 下剤と便秘を交互にくりかえす
- □ 排便後、残便感がある
- □ 突然、トイレに行きたくなることがある
- □ おなかがゴロゴロとなったり、ガスが出る
- □ 眠っている間はおなかが痛くならない
東北大学 名誉教授
本郷 道夫先生監修
お腹以外の症状
- □ 頭痛や頭が重いと感じることがある
- □ めまいや肩こりがある
- □ 眠れない
東北大学 名誉教授
本郷 道夫先生監修
生活習慣をチェックしましょう
生活習慣の乱れはIBSの原因の一つです。
普段の生活習慣で下記にあてはまるものはないかチェックしましょう。
- □ 朝食を食べない
- □ 食事の時間や量が不規則になる
- □ タバコをよく吸う
- □ お酒をよく飲む
- □ 運動不足である
東北大学 名誉教授
本郷 道夫先生監修