IBSの診断
病院では、問診で患者さんに、日々感じている症状、生活スタイルをお伺いします。
現在つらいと感じている症状、便通の状態や日々の生活スタイルを伝えられるようにしておきましょう。
患者さんの情報が、IBSの診断と治療選択において重要なものとなります。
また、他の病気と判別するために、下記検査を行う場合があります。
- ● 血液検査
- ● 腹部X線検査
- ● 尿検査
- ● 便潜血検査
- ● 大腸内視鏡検査
- ● 大腸造影検査 など
IBSには4つのタイプがあります
IBSは便の状態別に、「便秘型」「下痢型」「混合型」「分類不能」の4つのタイプに分かれます。
便秘型 | 排便が難しく、コロコロとした便がでる |
下痢型 | やわらかい便や水のような便がでる |
混合型 | 便秘の状態と下痢の状態が交互におこる |
分類不能 | 上の分類では特定できないもの |
東北大学 名誉教授
本郷 道夫先生監修