第1話 便秘で仕事の効率が下がる!? 早めに医療機関で治療を

患者:私は50代で、仕事は事務をしています。
若いころからずーっと便秘が悩みですが、便秘って病院で治療した方がいいのかしら?
せっかくなのでお医者さんに聞いてみよう
若いころからずーっと便秘が悩みですが、便秘って病院で治療した方がいいのかしら?
せっかくなのでお医者さんに聞いてみよう

患者:先生、便秘って軽く考えてはダメなんでしょうか?
医師:そうですね。QOL*が低下しますし、それ以外にもいろんな問題があるんですよ。
*QOL:生活の質
医師:そうですね。QOL*が低下しますし、それ以外にもいろんな問題があるんですよ。
*QOL:生活の質

医師:たとえば…便秘の人は、便秘でない人よりも欠勤が多く、経済的損失はなんと年間約122万円に相当するんです!

医師:慢性便秘症の患者さんは1週間のうちで欠勤率が8.8%なんです。便秘でない人は3.8%なので、2.3倍も高いんですよ!
患者:そんなにも違うんですね!
患者:そんなにも違うんですね!

医師:出勤しても注意深く仕事ができなかったり、最近では生存率にも影響しているという研究報告もあるんですよ。
患者:そうなんですか。仕事のためにも健康のためにも、便秘はしっかり治さないといけないんですね。
患者:そうなんですか。仕事のためにも健康のためにも、便秘はしっかり治さないといけないんですね。

医師:そのとおりです!
もし、便秘やおなかの調子が良くないようでしたら、早めに近くのクリニックを受診してくださいね。
患者:わかりました!それと、ストレスのせいか、よく眠れないんです。
もし、便秘やおなかの調子が良くないようでしたら、早めに近くのクリニックを受診してくださいね。
患者:わかりました!それと、ストレスのせいか、よく眠れないんです。

医師:おや、そうなんですか。
実は、就労者でうつや不安があると、ない場合と比べて便秘の発症比率が2倍高いという研究結果があります。
患者:2倍!
実は、就労者でうつや不安があると、ない場合と比べて便秘の発症比率が2倍高いという研究結果があります。
患者:2倍!

医師:そうなんです。
こころ(脳)とおなか(腸)はお互いに影響を及ぼしあっていると考えられているんです。
だから、どちらかに不調がでると、もう片方にも良くない影響が出るかもしれません。
こころ(脳)とおなか(腸)はお互いに影響を及ぼしあっていると考えられているんです。
だから、どちらかに不調がでると、もう片方にも良くない影響が出るかもしれません。

医師:今の日本では、心の問題を抱えている方がたくさんいます。
また、なかには便秘で悩まれているのに、治療を受けていない方も多くいます。
特にお仕事をされている方は、自分自身のためにも、そしてご家族のためにも、早めに医療機関で相談されることをおすすめします。
また、なかには便秘で悩まれているのに、治療を受けていない方も多くいます。
特にお仕事をされている方は、自分自身のためにも、そしてご家族のためにも、早めに医療機関で相談されることをおすすめします。

医師:お心当たりはありませんか?
・心の病気でお薬を飲んで治療している
・3~4日便が出ないことがある
・おなかが痛くなったり、不快だったりする
・お通じの後に残便感がある
・便が出ないため坐薬、浣腸を使うことがある
・心の病気でお薬を飲んで治療している
・3~4日便が出ないことがある
・おなかが痛くなったり、不快だったりする
・お通じの後に残便感がある
・便が出ないため坐薬、浣腸を使うことがある

患者:便秘だと仕事にも影響があるのね!
心とおなかが繋がってるって知らない人もいるわよね…
会社のみんなや家族にも教えてあげます!
医師:ぜひ共有してください
心とおなかが繋がってるって知らない人もいるわよね…
会社のみんなや家族にも教えてあげます!
医師:ぜひ共有してください