タイ料理といえば、パクチー。パクチーはタイ語由来で、英語ではコリアンダーと呼ばれています。独特で爽やかな香りを持つパクチーは、タイ料理のようなスパイス料理に欠かせません。
最近は日本でも、スーパーで見かけることが増えてきました。
最近は日本でも、スーパーで見かけることが増えてきました。
レシピのポイント
- パクチーには食物センイが100gあたり4.2g1)と多く含まれています。また、じゃがいもにも多く含まれており、パクチーとあわせて便秘解消が期待されます。
- パクチーの栄養素としては、その他にビタミンやミネラルも豊富に含まれており、栄養バランスの良い食材として知られています2)。
- 独特な香りがあるパクチーですが、湯通ししたり、まろやかなマヨネーズベースの調味料と和えることで食べやすくなります。
このレシピでとれる食物センイ*1人分1.9g1)
*1日の食物繊維目標量は、成人男性21g、成人女性18gです3)
材料
〈2人分〉
- むきえび ……….. 10尾(100g)
- 酒、塩 ………….. 少々
- 片栗粉 ………….. 大さじ1/2
- じゃがいも …….. 中2個(200g)
- パクチー ……….. 1株(約10g)
- マヨネーズ …….. 大さじ2
- 粒マスタード ….. 大さじ1
- 塩、こしょう ….. 適量
つくり方
[下準備]
- むきえびの背わたを取り、酒と塩を少々入れて下味をつける。
- じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、電子レンジで6分ほど加熱する。
- パクチーを3cm幅に切って、サッと熱湯に通し、水分を絞る。
- ①えびに片栗粉をまぶす。
- ②フライパンに菜種油を引いて熱したら、①を入れて軽く両面に焦げ目がつくまで焼く。
- ③ボールにマヨネーズ、粒マスタードを混ぜる。
- ④③にえび、じゃがいも、パクチーを加えて和え、最後に塩こしょうで味を整える。
レシピのアレンジ方法
- パクチーが好きな方は湯通しせずに生のまま和えてもおいしく召し上がれます。
- はちみつ(大さじ1~2)を加えると、コクと甘みが加わって、また違ったおいしさを味わえます。
- 1)文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
- 2)Bhat S, et al. African Journal of Plant Science. 8(1): 25-33, 2014.
- 3)「日本人の食事摂取基準」策定検討会 「日本人の食事摂取基準(2020年版)」